プラスチック(樹脂)製作のメカニズムを調べる

プラスチック(樹脂)は成型だけでなく切削も可能

プラスチック(樹脂)を使った部品製造と聞いたとき、射出成型や押出成形などのように金型を製造して成型機を使い製造することをイメージされる人も多いのではないでしょうか。大量生産をする必要がある部品であれば、金型を設計して製作しても元を取ることはできるのですが、毎月の生産数がそれ程多くはない部品で金型を作ってしまうと部品コストが割高になり利益率も悪くなりがちです。プラスチック(樹脂)の加工方法には、切削による手法もあります。最初に樹脂のテストピースのような円柱型などの形を金型で作り、それを切削で形作るといった流れになります。

円柱形の方にするためには金型が必要になりますが、これは単にプラスチック(樹脂)を掘り出す前の形にするだけですから一般的な樹脂部品製造で使うような金型とは異なり寸法公差などに関係なく製造ができます。そのため、1つの金型があれば切削で使う元材料となるピースを大量生産することも可能になって来ます。一般的に切削と聞くと金属をイメージされる人が多いのですが、プラスチック(樹脂)や木材などでも加工は可能ですし、金型を使った樹脂加工では寸法公差の要件を満たせないようなものでもマシニングを使えば高精度の部品製造を行うこともできます。ちなみに、金型を使っている場合、寸法公差の要求を満たすためにはその都度金型の修正とテスト加工、そして寸法測定を繰り返す必要がありますが、切削では1度で高精度の部品を作ることが可能です。

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